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今の時代、地球環境問題という大きな問題があります。
簡単に答のでる問いではないだけに、受けとり方もそれぞれ違うでしょう。
そこで私なりの表現をしてみました。
私は人間も自然の一部であると思うのです。
今こそ自然に対する傲慢な態度に気づき、
もっと謙虚になるべきではないでしょうか。
自然と共存していくことが私のテーマであり、
また人類のテーマであってほしいと願います。
そんな気持ちをこめて作品を作りました。
流木や葉は自然を、ガラスは人間が生み出した技術や物質、または人間そのものを象徴しています。
そして人間が自然の形態に合わせて方を変えるという意味で"自然との共存"を表現しています。
また人間が自然を圧迫している様子を表しています。
緑色のビンについてですが、緑色のビンがうまくリサイクルされていないという現状をふまえて、
あえて今回は緑色のビンを使用しました。
ガラス造形作家の熊澤さんは北海道の富良野に工房を持っています。
そして彼女は彼女のガラスの作品を
富良野の自然の中にインスタレーションします。
たとえばそれは零下20度の雪原の中だったりします。
今回、彼女はGalleryの空間に房総の砂を持ち込み島を模し、
そこに持ち込んだ流木とたくさんの空き瓶とガラスの破片を使って、
参加者にめいめい砂の島に配置してもらう、
そしてガラスの島の風景が現れるという試みでした。
またビデオで富良野の雪原での彼女のインスタレーションが放映されました。
Pepper's Hiro
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