Pepper's Project Exhibition 「Like Drawing Breath」Part3
●sataurday evening's workshop
6/24sat PM6:00~8:00
「LIVE INSTALLATION」

岩永忠輔 vs 関屋貴子

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コンクリの壁を覆った白い模造紙のギャラリー内。
関屋さんの鉄のリング。
岩永さんの木炭の線。
関屋さんは鉄で
岩永さんは木炭で
ドローイング
つくり込むのではなく
発せられる
つくりあげてしまうのではなく
かたちへのプロセス
つくるものがつくるものに出会うところ

ノイズに似た岩永さんがつくった音楽のフレーズがループする。
関屋さんの大学での制作中の金属を加工する音が、交互に流れる。

鉄のリングが床にばらまかれ、硬い質の線と影
関屋さんは糸でリングを吊っていく。鉄のぶつかる金属音。
紙に描かれる木炭のかすれる音、ふんずけて乾いた音。木炭のすすの細かな粒子が空気中にまっていく。
描きたいことはもう体の外で奏でている。

二人は別々の作業を進めつつも、同じものをもしくは、似たものを感じていたのかもしない。
別々の素材を使いつつも、ひとつの空間をドローイングしていった。
最後に、岩永氏がソロギターで唄ってくれた。

Pepper's KOKO