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ギャラリーの空間に何十メーターものビニールチューブが敷き詰められ、
そのチューブの先にマスクがつけられた。
そのマスクを工藤リヒトが連れてきた女性が被った。
そして空間に置かれた一つの椅子に座ることから始まった。
だんだんとふえてきた参加者はマスクを被った彼女の呼吸が何十メーターと絡まった
ビニールチューブの先端から空気を吸っているらしいことに気がつく。
彼女はじっと動かない。参加者は気になり彼女の周りを半心半疑で取り巻く。
チューブを踏むのをためらったり、わざと踏んだりする。
そして時間が経過する。
実際にはマスクの一部から空気が漏れる様にしてあったらしい。
最後に工藤リヒトが空気漏れなしで本当に挑戦した。
"Drawing Breath"そのもののinstallation&performanceでした。
Pepper's Hiro
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