9.18(月) |
成田発のUAがトラブルで次の日の朝一に飛ぶことになる。 |
9.19(火) |
岩間&三牧、互いに初の韓国入り。
夜中に旺山造形研究所に着く。暗いなかにも敷地の広さが感じられた。
ミンパク(宿=いわゆるホームステイ)は山の頂きにある、驚く程のすんばらしい。
現代建築の別荘。あっという間に一日目が終わる。電気オンドルがぬくい。 |
9.20(水) |
食事は制作するのに便利なためと手配してくれた向いの民家に
世話になる。毎食、全員がここで食べる。
日本で言うと朝は納豆に煮干しに卵ふっかけごはんといった感じの昔ながらの食事。三食ともキムチがでる。おかずはすべて赤い。覚えた韓国語は食事用語から。
昼-制作のために必要な物やプランを、通訳をはさんで話す。
周囲を案内してもらう。 |
9.21(木) |
岩間さんは山へ、作品を創る場所を捜しに、私三牧は、スタジオの横の屋外に作業用の雨避けとしてテントを張る。一人に一人づつ付けてもらった通訳さんが、えらい手伝ってくれて恐縮+感謝。 |
9.22(金) |
雨。観光に連れていってもらう。ART CAMP参加の韓国作家が一人到着。
夜、崔玉泳先生に、トラックで江陵の名所である海へ連れてってもらう。
松茸ののったステーキをごちそうになる。美味。幸せ。
互いの旅行会話本を指差しながらの意思疎通は、忘れられない思い出に。 |
9.23(土) |
作業開始。岩間さんは山へ土掘りに、私はテントの下で水仕事(紙造り)。
仕事のある韓国作家は土日を利用して造りに来るが、新しい作家さんの
到着するたびに、夜は飲み会になる。アルコールの低いビールからといった優しい物ではなく、いきなり初めからきつい焼酎。名前はGREEN。 |
9.24(日) |
〜 ひたすら、造る。宿と造形研究所と食堂の往復の毎日。韓国語が耳慣れてくる。
造形研究所にちびっ子集団がやってくる。こども教室らしい。
わんぱくそうなのが集団で岩間さんの手伝いに山へ登る。
2つのテレビ局が取材に来る。インタビューされたが、私達にテレビを見る機会は無く、放映された話は通訳さんから聞かされた。
シドニーオリンピックはいつのまにか終わっていた。
宿へは、崔玉泳先生運転のトラック、荷台に乗って振り落とされないように必死でしがみつく。かなりのスリル。はっきりいって恐い。空は満天の星空。 |
9.28(木) |
白石明日紀さん到着。韓国語のノウハウを伝授。屋外の窯土の一枚石での焼肉パーティー。 |
9.29(金) |
三瀬さんら到着。やはりパーティー。 |
9.30(土) |
フェスティバルのメンバー続々到着。いきなり増える日本人人口。パーティー。 |
10.1(日) |
白石オーナーも揃って、メンバー全員一同に介す。前夜祭。
驚く速さで三瀬さんの作品が出来上がる。
崔玉泳先生、覚えた日本語は「すごーい!」。私達みんなここへ来て「すごい!」を連発していることに気付く。
本当に「すごい」ところなのだからしかたがない。
ART CAMP組、皆、作品完了。撮影の段階へ
右から岩間 賢、三牧 愛、三瀬 夏之助、そして韓国のアーティストJANG, WOOKIEとLEE, SANGCHUNらの作品 |